問題
日本と中国や朝鮮との交流について述べた次のア~エのできごとを、年代の古い順に左から並べて、記号で答えなさい。
- ア
- 渡来人が、かたい質の土器(須恵器)をつくる技術を伝えた。
- イ
- 唐の制度や文化を取り入れようと、遣唐使をたびたび派遣した。
- ウ
- 小野妹子らを隋に派遣し、多くの留学生や僧を同行させた。
- エ
- 明から与えられた勘合を用いて日明貿易(勘合貿易)がおこなわれた。
正解
ア→ウ→イ→エ
解説
縄文土器や弥生土器は野焼きのため低温で焼かれたものでしたが、古墳時代以降の須恵器は穴窯を用いて高温で焼かれたため、比較的固いものでした。
小野妹子らの遣隋使に同行した留学生や僧は、帰国後、大化の改新で重要な役職を与えられ、律令体制の構築に貢献しました。
最初の遣唐使は大化の改新前の630年に行われ、平安時代まで約260年間続きました。
勘合貿易は1404年足利義満によって日本が明に朝貢する形で始まり、博多や堺の貿易港が栄えました。