問題
第2次世界大戦後の日本の国際社会への復帰に関する次のア~エのできごとを、年代の古い順にならべ、記号で答えなさい。
- ア
- サンフランシスコ平和条約の締結
- イ
- 日本国憲法の公布
- ウ
- 日ソ共同宣言の調印
- エ
- ポツダム宣言の受諾
正解
エ→イ→ア→ウ
解説
1945年(昭和20年)8月、日本は連合国によるポツダム宣言を受諾し、無条件降伏しました。アメリカを中心とする連合国は日本を占領し、民主化を進めました。
1946年(昭和21年)11月、日本国憲法が公布され、翌年の5月に施行されました。大日本帝国憲法と異なり、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が三大原則です。
1951年(昭和26年)、サンフランシスコ平和条約が締結され、連合国による占領は、沖縄などを除いて終わり、日本は独立しました。また同日に日米安全保障条約が結ばれ、日本はアメリカの同盟国となりました。
サンフランシスコ平和条約に調印しなかったソ連や中国とは個別に平和条約を結ぶこととなり、ソ連とは1956年(昭和31年)に日ソ共同宣言に調印し国交を回復しました。ただし、現在でもソ連を引き継いだロシアとは平和条約が結ばれていません。