問題
下記の図は、近現代の日本の明治時代から昭和時代までをA~Dの期間に分けたものである。A~Dの期間におこったできごとを、次のア~エから一つずつ選んで記号で答えなさい。(一部改題)
- 1868年 明治元年
- A
- 1912年 大正元年
- B
- 1926年 昭和元年
- C
- 1945年 昭和20年
- D
- 1989年 平成元年
- ア
- アジアで初めてのオリンピックが開催された。
- イ
- イギリスと同盟を組んでいたことを理由に連合国側で参戦した。
- ウ
- 北京近郊外での日本軍と中国軍の衝突をきっかけに戦争が始まった。
- エ
- 欧米諸国との不平等条約を改正し、対等の関係を持つようになった。
正解
(A)エ (B)イ (C)ウ (D) ア
解説
不平等条約の改正は明治政府の重要な目標であり、領事裁判権(治外法権)が撤廃されたのは日清戦争直前の1894年(明治27年)で、完全自主権の回復は日露戦争後で、韓国併合の翌年の1911年(明治44年)です。
1914年(大正3年)日本は日英同盟を理由に連合国側としてドイツに宣戦布告し、中国山東省にあったドイツの租借地を攻撃しました。また、インド洋や地中海で連合国の輸送船の護衛を行いました。戦後は国際連盟の常任理事国となりました。
1937年(昭和12年)に日中戦争は始まり、解決できないまま国際的に孤立し、アメリカとの太平洋戦争につながりました。
戦後の日本は高度経済成長期に入り、1964年(昭和39年)東京オリンピックが開かれました。