公立高校入試の歴史並び替え問題

年代の数字を覚えることは重要ではありません。できごとの内容と前後の関係を理解しましょう

歴史並び替え問題第20問(2010年度静岡県公立高校入試)

問題

次のア~ウは、大正時代から昭和時代の政治の様子について述べたものである。ア~ウを、時期の古い順に並べ記号で答えなさい。

海軍の青年将校らが首相官邸を襲い、満州事変に否定的であった犬養毅首相を暗殺した。
陸軍の青年将校らが首相官邸などを襲う事件がおこり、軍部が政治上の発言力を強めた。
立憲政友会総裁の原敬が、大臣の多くを政友会の党員で組織する内閣を成立させた。

正解

ウ→ア→イ

解説

本格的な政党内閣は1918年(大正7年大正デモクラシーの中で原敬が初めて組閣し、その後も多く成立しましたが、1932年(昭和7年)の五・一五事件で犬養首相が暗殺され終わりました。

1936年(昭和11年)には陸軍青年将校による二・二六事件がおこり、2人の総理経験者が殺され、東京には戒厳令が敷かれました。日本で戒厳令が敷かれたのは1905年(明治38年)の日比谷焼き討ち事件、1923年(大正12年)の関東大震災二・二六事件の3回です。

昭和恐慌による社会不安の中、テロやクーデター未遂事件が何度か起こり、軍部の暴走は止められず、政治の混迷は深刻化しました。

参考資料

世界恐慌の始まり(1929年10月)から第二次世界大戦終結(1945年8月)までの各国の指導者の数