公立高校入試の歴史並び替え問題

年代の数字を覚えることは重要ではありません。できごとの内容と前後の関係を理解しましょう

歴史並び替え問題第44問(2011年岩手県公立高校入試)

問題

次のア~エは岩手県出身の内閣総理大臣とその内閣にかかわるできごとをまとめたものです。ア~エを年代の古い順に並びかえ、その記号を答えなさい。

鈴木善幸(すずきぜんこう)
公職選挙法を改正して、参議院比例代表制を導入した。
斎藤実(さいとうまこと)
満州国の建国を国際連盟が認めなかったため、連盟を脱退した。
原敬(はらたかし)
陸軍・海軍・外務大臣以外を立憲政友会党員で組織する政党内閣が成立した。
米内光政(よないみつまさ)
陸軍の唱える日独伊三国同盟締結に反対の立場をとり、政権は短命に終わった。

正解

ウ→イ→エ→ア

解説

岩手県の地域性があって面白い問題です。原敬以外の総理大臣の名前がわからなくても十分にこたえることができるでしょう。

原敬内閣が成立したのは大正時代で、昭和に入ると関東軍満州事変をおこし満州国を建国しますが、日本は国際連盟を脱退し世界から孤立しました。

ヨーロッパで第2次世界大戦がおこると日本は「バスに乗り遅れるな」のスローガンのもと一部の反対を押し切って日独伊三国同盟を結び、米英との対立はより深刻化しました。

大日本帝国憲法では衆議院貴族院の二院制でしたが、戦後の日本国憲法では衆議院参議院の二院制となり、その選挙制度は現在、衆議院小選挙区比例代表並立制参議院は選挙区制と比例代表制です。

 

米内光政(新潮文庫)

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