公立高校入試の歴史並び替え問題

年代の数字を覚えることは重要ではありません。できごとの内容と前後の関係を理解しましょう

歴史並び替え問題第67問(2011年度愛知県公立高校入試)

問題

次のア~エは、アメリカ、中国、ドイツ、日本のいずれかの国で起こった20世紀のできごとについて述べたものである。年代の古い順に並べ、記号で答えなさい。

この国では、東西冷戦の象徴であった「ベルリンの壁」が取りはらわれた。
アジアで初めてのオリンピックが東京で開かれた。
日本の代表団が、この国で開かれた第二次世界大戦の講和会議に出席した。
共同声明の調印をおこなうために、日本の内閣総理大臣がこの国を訪問した。

正解

ウ→イ→エ→ア

解説

第二次世界大戦終結後、アメリカ(西側諸国)とのソ連(東側諸国)の激しい対立は冷たい戦争と呼ばれ、1949年(昭和24年)ドイツは東西に分裂し、ベルリンは東ドイツの首都となった東ベルリンとアメリカ・イギリス・フランスが占領を続けた西ベルリンに分けられました。翌年には南北に分裂していた朝鮮で戦争がおこり、東西対立は深刻化しました。このような状況でアメリカは日本を西側陣営に加えるべく講和を急ぎ、1951年(昭和26年)にサンフランシスコ平和条約日米安全保障条約が結ばれました。

東西ベルリンは比較的自由な往来が可能でしたが、東から西への亡命が相次ぎ、1961年(昭和36年)に東ドイツによりベルリンの壁が作られました。

高度経済成長期を迎えた日本は1964年(昭和39年)にオリンピックを開き、1972年(昭和47年)に田中角栄首相が訪中し、日中共同声明が調印されました。

1989年(平成元年)ベルリンの壁は崩壊し、冷戦は終結し、翌年に東西ドイツは統一しました。

 

ベルリンの壁

ベルリンの壁