公立高校入試の歴史並び替え問題

年代の数字を覚えることは重要ではありません。できごとの内容と前後の関係を理解しましょう

歴史並び替え問題第83問(2011年高知県公立高校入試)

問題

奈良時代平安時代鎌倉時代に起こった次のア~エのできごとを、年代の古いものから順に並べ、その記号を答えよ。

遣唐使を停止する
墾田永年私財法を定める
承久の乱がおこる
平将門の乱がおこる

正解

イ→ア→エ→ウ

解説

奈良時代の743年、開墾地の私有を認める墾田永年私財法が制定され、律令制の基盤であった公地公民が崩れ、荘園が誕生しました。

平安時代は約400年続く長い時代で、遣唐使の停止と平将門の乱のどちらが古いか難しいところです。菅原道真による遣唐使の停止は894年で、平安京遷都からちょうど100年後です。武士・武士団の出現は平安中期10世紀といわれていて、平将門が関東で反乱を起こしたのは935年です。

また、菅原道真を失脚させたのは藤原時平で、平将門は時平の弟である藤原忠平の家人(家来)を務めていた時期がありました。その藤原忠平が摂政の時に平将門の乱藤原純友の乱はおきました。

1221年の承久の乱で朝廷に勝利した鎌倉幕府は、後鳥羽上皇隠岐に配流し、京都に六波羅探題を設置し、朝廷と西国の監視に当たらせました。

 

菅原道真-学者政治家の栄光と没落 (中公新書 (2559))