問題
次のア~ウは日本がポツダム宣言を受諾する前のできごとで、A~Cはその後のできごとである。それぞれ年代の古い順に並べかえ、記号で答えなさい。
- ア
- 国家総動員法制定
- イ
- 二・二六事件
- ウ
- 五・一五事件
ポツダム宣言受諾
- A
- 国際連合加盟
- B
- 東京オリンピック
- C
- 日本国憲法公布
正解
ウ→イ→ア C→A→B
解説
1932年(昭和7年)海軍将校らによる五・一五事件により犬養毅首相が暗殺され、8年続いた政党内閣は終わりました。
1936年(昭和11年)陸軍将校らによるクーデター未遂事件である二・二六事件が起き、政府首脳が暗殺されました。
不景気や政党への不信から、両事件において世論は青年将校らに同情的でした。
1937年(昭和12年)北京郊外の盧溝橋で日中両軍の衝突から日中戦争が拡大し、日本は翌年に国家総動員法を制定し、戦時体制に入りました。
1945年(昭和20年)第二次世界大戦に敗れた日本はポツダム宣言に基づき民主化が進められました。1946年(昭和21年)日本国憲法が公布され翌年に施行されました。
主権を回復した日本は、1956年(昭和31年)ソ連と国交を回復し、国際連合への加盟が認められました。
戦国際社会に本格的に復帰した日本は、1964年(昭和39年)にアジア初のオリンピックを開きました。