公立高校入試の歴史並び替え問題

年代の数字を覚えることは重要ではありません。できごとの内容と前後の関係を理解しましょう

歴史並び替え問題第104問(2012年千葉県公立高校入試)

問題

次のア~エの文は、薩摩・長州・土佐の三藩が中心となり新しい政権を確立するまでに起こったできごとを説明したものである。年代の古い順に並べかえて、記号で答えなさい。

イギリス・フランス・アメリカ・オランダの連合艦隊が下関の砲台を占領した。
土佐藩のすすめもあり、15代将軍徳川慶喜は朝廷に政権を返上した。
開国に対する反感などにより攘夷論が高まる中、長州藩は外国船を砲撃した。
薩摩藩は、土佐藩坂本龍馬らの仲介で、長州藩とひそかに同盟を結んだ。

正解

ウ→ア→エ→イ

解説

欧米諸国との貿易を始めた日本では、金銀の交換比率が外国と違っていたことから金が海外に流出し、物価が上昇しました。この経済の混乱もあって攘夷思想が広がり、長州藩1863年に外国船に砲撃し、翌年にその報復として四か国艦隊による攻撃を受け、砲台を占領されました。

幕末の政治の中心は京都で、攘夷思想の強い長州藩は京都から追放され、会津藩がその中心となりました。それに対して薩摩藩は1866年に長州藩と同盟を組むことで主導権を取り戻そうとしました。

長州藩の征討に失敗した幕府は求心力を失い、1867年に大政奉還を行いました。

 

攘夷の幕末史 (講談社現代新書)

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  • 作者:町田 明広
  • 発売日: 2010/09/16
  • メディア: 新書