公立高校入試の歴史並び替え問題

年代の数字を覚えることは重要ではありません。できごとの内容と前後の関係を理解しましょう

歴史並び替え問題第131問(2012年広島県公立高校入試)

問題

次のア~エは、それぞれ日本の文化について述べた文です。年代の古い順に並べ、記号で答えなさい。

大和地方の豪族を中心とした政権が生まれ、巨大な古墳がつくられはじめた。
欧米の文化が取り入れられ、中江兆民らがヨーロッパの民主主義思想を紹介した。
武士の活躍をえがいた軍記物が書かれ、「平家物語」が琵琶法師によって語られはじめた。
天守閣を持つ城が築かれ、狩野永徳らがふすまや屏風にはなやかな絵をえがいた。
高い経済成長率が続き、電気冷蔵庫などの家庭電化製品や自動車が普及しはじめた。

正解

ア→ウ→エ→イ→オ

解説

3世紀後半から4世紀にかけて大和地方(奈良盆地)を中心にヤマト王権が誕生しました。古墳には人や馬をかたどった埴輪(はにわ)がならべられました。ちなみに土偶は縄文時代のものです。

平家物語は平清盛を中心とした平家一門の繁栄と没落をえがいた軍記物で鎌倉時代に成立しました。琵琶法師とは楽器の琵琶を弾きながら仏教の教えを語る僧で、平家物語は仏教の「諸行無常」の考えが強く反映されています。ちなみに源氏物語は平安時代の宮廷の恋愛(?)物語です。

狩野永徳は安土桃山時代を代表する絵師で、安土城、聚楽第、大坂城などのふすま絵を描きました。

中江兆民は明治時代の思想家で、フランスの思想家ルソーの「社会契約論」を翻訳し出版、民主主義思想を広め自由民権運動を支えました。

第二次世界大戦後の1950年代から日本は高度経済成長期に入り電気冷蔵庫・電気洗濯機・テレビ(白黒テレビ)は三種の神器と呼ばれました。1960年代にはカラーテレビ・クーラー・自家用車が「新・三種の神器」や3Cと呼ばれました。

  

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  • 作者:中江 兆民
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