問題
下記の略年表中のA~Cの期間にあてはまるできごとをア~ウから選んで、記号で答えなさい。
- 1931年 満州事変がおこる
- A
- 1937年 北京郊外で日中両軍が武力衝突する
- B
- 1939年 第二次世界大戦がおこる
- C
- 1945年 日本がポツダム宣言を受け入れる
- ア
- 国家総動員法を制定する
- イ
- 国際連盟から脱退する
- ウ
- 日独伊三国同盟を結ぶ
正解
A→イ B→ア C→ウ
解説
日本が敗戦を迎えるまでの経過に関する問題です。
1931年(昭和6年)に関東軍の暴走により満州事変がおこりますが、国際的な反発を招き、1933年(昭和8年)に国際連盟脱退に追い込まれました。
1937年(昭和12年)北京で軍事衝突(盧溝橋事件)から日中全面戦争に発展し、国内では戦時体制が強化され、1938年に国家総動員法が制定さえました。
1939年(昭和4年)にヨーロッパで第二次世界大戦が勃発すると、日本は当初、不干渉の立場でしたが、翌年にドイツがフランスを占領するとドイツとの同盟を求める気運が高まり、日独伊三国同盟を締結しました。中国問題で対立していたアメリカとの関係はより悪化し、1941年(昭和16年)日本はアメリカとの戦争に突入しました。