問題
次のア~エは土地や土地制度について述べたものである。ア~エを古いものから順に並べ記号で答えよ。
- ア
- 政府は蝦夷地を北海道と改め、屯田兵を配置するなど、開拓事業を進めた。
- イ
- 全国の田畑の面積や土地の良しあしを調べ、収穫高(生産量)を石高であらわすことにした。
- ウ
- 田が荒れ、人口も増加し、口分田が不足してきたため、墾田永年私財法が出された。
- エ
- 農民は年貢を荘園領主におさめていたが、地頭が農民を支配することが多かった。
正解
ウ→エ→イ→ア
解説
743年に墾田永年私財法が制定され、公地公民が崩れ私有地である荘園が誕生し、そこから武士が生まれ力を持つようになります。
1185年源頼朝は地頭の任命権を朝廷から得て、鎌倉幕府の基盤ができました。
1582年以降豊臣秀吉は各地で検地をおこない、複雑化していた土地の権利関係を整理し、年貢の徴収の合理化を進めました。
1869年(明治2年)蝦夷地は北海道とと改称され、1875年(明治8年)から屯田兵(旧士族出身者が多い)が開拓と警備を始めました。