問題
次のア~エは、日本の古代から近世までの社会や人物についてまとめたものである。年代の古い順にならべ、記号で答えなさい。(画像省略)
- ア
- 『東海道中膝栗毛』(とうかいどうちゅうひざくりげ)
- 町人や農民は文化のにない手になった。しかし、一方で町人や農民は生活に苦しむことも多かった。
- イ
- 聖徳太子
- 聖徳太子は中国の制度や仏教などを学び、天皇を中心とする国づくりを進めようとした。
- ウ
- 弥生土器
- 土器づくりの技術が進歩し、煮たきや貯蔵に適した、うすく、かたい、形の整った土器が作られた。
- エ
- 織田信長
- 織田信長は鉄砲を戦術に取り入れたり、統一事業を進めたりして、勢力を広げた。
正解
ウ→イ→エ→ア
解説
大問の導入部分なので、ざっくりとした問題です。
『東海道中膝栗毛』は江戸時代の化政文化を代表する滑稽本です。弥次さん喜多さんの二人が江戸から伊勢神宮を目指す珍道中を、会話文を中心とした平易な文章で書いたもので、当時のベストセラーとなりました。後の時代にも大きな影響を与え、社会にうまく適応できない二人の旅行をテーマとした作品は、現代でも作り続けられています。